今回のご依頼は、和室を縮小して収納を増やし
独立キッチンから対面キッチンへと、大きく間取りを変更したいとのことでした。
築30年過ぎた家で、子どもも独立し、夫婦2人きりの生活となったので
それに合った間取りにしたいとのご要望です。
水廻り、屋根、外壁塗装のリフォームと
１F間取り変更、お風呂等設備を一新され大規模なリノベーションとなりました。

60代からのリノベーション

65歳過ぎると、社会一般的にリタイアする年齢なんじゃないかと
思っていて、その時に住宅改修を考え、1年後とかのスパンでやろうかなと
考えるよりも、やろうと思ったその時に
早めにやった方がいいな、と実感されたそうです。
年を重ねれば重ねるほど、大規模な改修は身体にも心にも負担がかかる為です。
家の改修はこれで最後になるかな、と60代でリノベーションを決意して
良かったなと思われているそうです。

在来工法のお風呂を解体し、ユニットバスへ変更しました。

ユニットバスにしたことで段差が少なく、掃除もしやすくなりました。

施工前の和室です。

壁を取り引戸に変更しました。開けると開放感があり清々しい空気が流れます。

こだわりのポイントは『夫婦の距離感』

夫婦2人、いつも一緒にいて常に会話ができる状態にある生活の中で
これから先もずっと、夫婦2人で　近すぎず、遠すぎず、自然に会話ができる間取り、
スタイルが理想なのだと、独立キッチンから対面キッチンへとリフォームされました。
料理をしながら、テレビを見ながら…夫婦2人の会話を楽しまれています。

監督からメッセージ

ご夫婦二人のため、今回大規模なリノベーションを決意され
ご夫婦二人の暮らしやすい特別な家になりました。
工事前は独立したスペースにキッチンが、壁向きについていましたが
キッチンを対面型にしたことで、キッチンの向きはもちろん
お気持ちも180度変わられたのではないでしょうか。
お話をして感じたことは、ご夫婦が以前にも増して仲睦まじく
笑顔でいらっしゃるように、感じました。
これからも末永く、快適に暮らしていただきたいと思います。
誠にありがとうございました。

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