小川工務店は、日本の先人の叡智を結集した「蔵」の存在から多くのことを学でいます。蔵は、およそ五百年前に生まれ、長い時間をかけて質の高い室内環境・耐久性・耐火性、そしてデザインが磨き抜かれていったもの。
その叡智は、現代の家づくりにも大きなヒントを与えてくれます。
「そらどまの家」は、産学共同プロジェクトとして、東京藝術大学の丸谷博男さんと共作した住宅で、未来を担うテクノロジーを、伝統技術の流れの中で構築し直す取り組みです。
「そらどまの家」は、特別な材料は使っていません。美しい経年変化を遂げるように、そして将来のメンテナンス性を確保できるように、100年経ってもなくなることの無い建材(自然素材)を使っています。