投稿者 : 小川勝利(おがわかつとし)
小川勝利ブログ 2011.09.16
「住まい」とは? ④
今迄に7回程ヨーロッパに行く機会がありました。
その度に思うのは、なんと町並みの綺麗な事か、
なんとよく整備され大事に使われている事か、
普通に100年~200年の住宅が珍しくない程見られます。
これは私たち日本では、考えられない事です。
よく写真で見る家並みは
同じ色の屋根で、
同じ色の壁が続いてますよね
あれは勿論その町の条例で決められているせいも有りますが
昔は、そこで産出される石や土で家を作っていたからです。
昔は、運搬手段が限られていたので建築に適した石や土が
産出出来る場所にしか都市は出来なかったのでしょう。
これが地産地消の自然な出来上がりであったと思います。
だから昔の都市は、水と食料、過ごしやすい気候
そして、建築資材の産出する地域であることが
意味を持つのですね。
じゃ、ピラミットの石材は?
遠くエチオピアから運んだらしいのですが・・・・
あれは 別!
イギリスのコッツウエルズ地方には
300年~400年経った住宅が今でも住宅として使用されてる。
凄い事です。
それに比べて日本の住宅は30年~40年で解体。
世界的に見ると全然エコじゃないですね。
でも、我社の手賀沼にあるショールームは290年経った
古民家の古材をふんだんに使い再生した住宅です。
もう築4年なので、後6年経つと300年です。
日本のコッツウエルズの家か?
チャン チャン