今年も残り２０日余りとなりました。 何が印象的だったかと考えるまでもなく、 東日本大震災は大きな出来事でした。 ９月に被災地へ視察に行って驚いたのは 半年が過ぎたのに瓦礫の山がそのままだったこと。 本当に胸の痛くなることが起こってしまいました。 首都圏も風が冷たくなってきましたが、 被災地も更に寒さが増します。 被災された方々が体調を崩すことのないよう祈るばかりです。 私事で恐縮ですが、 小学校の教科書で、 その後絵ハガキで、 写真で、 テレビ(ｱﾙﾌﾟｽの少女ﾊｲｼﾞ)で、 何度も目にした スイスのブライトホーン、モンブラン、アイガー北壁、マッターホルンに、この夏に行って来ました。 下から見上げその雄姿を拝んできただけですが、 自分の人生のなかで、スイスの山々を眺める機会に恵まれるとは思いませんでした。 少しの自慢は、ただの観光ではなくミニ登山のグループで旅に出たことです。 それぞれが４～５時間山歩きの行程でした。 それでもこのアルプスの山々では、すそ野をチョロチョロ歩いてるに過ぎません。 普段、１時間も散歩もしない私が山男、山女の集まりに その場のノリでうっかり参加する事になり、 冷静さを取り戻した時には、時既に遅し 参加費を振り込んだ後でした。 山登りのプロに混ざっての登山は、バツゲームの様な毎日。 転ばぬ様、足元だけを見て前進する事のみで、 「これじゃアルプスも筑波山や高尾山と変わらんﾖ。」 ただ、休憩のときまじまじとその雄姿を見た時、 「こりゃ　スゲー！」という感動と共に、 自分が今ここにいる現実に言いようもない感動を覚えました。 ちなみに、山々にはハイジもペーターもいませんでした。　チャン　　ﾁｬﾝ