投稿者 : 西山(にしやま)
その他 2014.02.04
浜松町駅のホームで発見!
こんにちは、
まだまだ寒い日が続いていますが、
先日浜松町で寒さに負けず立っている少年を発見!
山手線を降りたらなんとホームにチョロチョロと水の音。
何だろう?と行ってみたら何とそこには
肩からスケート靴を担いだ「小便小僧」が。
東京のしかも電車のホームにこんな像がある事にびっくり!
何度か浜松町には来ていたのですが、
今までこの像の存在すら知りませんでした。
近くに駅員さんがいたので聞いみたところ、
1952年、鉄道開通80周年記念になるものを探していた
当時の駅長さんが友人でもあった新橋駅委託医の
小林氏に相談したところ、
ご自分の長男誕生記念に作って病院の庭に置かれていた
「小便小僧」の像を寄贈してくれたそうです。
当時は真っ白な陶器の像だったそうですが、
1955年の駅ホーム改修の際に今のブロンズ像を再び
寄贈してくれたそうです。
今は2020年の東京オリンピック決定記念にこの衣装を着ていますが、
洋服を着た始まりはある寒い冬の日、一人の少女が、
裸だった像に毛糸の帽子をかぶせた事だったそうで、
その後、当時のOLさんが30年に渡って洋服を着せ続け、
この女性に続いて今は、港区の手芸ボランティア「あじさい」が
毎月洋服を作成し着せているそうです。
動かない像に洋服を着せる作業も大変で、
仮縫い状態で持ってきたものを像に着せながら
縫ってピッタリと合わせるのだとか。
御本家ベルギーの「小便小僧」は
フランスのルイ15世が衣装を贈ったのを機に
世界中から衣装が届くようになり、
今ではすごい衣装持ちになっているとか。
浜松町の「小便小僧」も今後、
ボランティアの皆さんに支えられて
日本一の衣装持ちになっていくのかもしれませんね。
小さな発見でしたが、まだまだ普段
見落としていることって多いですね。
浜松町に行かれた際にはぜひ、
3、4番線ホームの端にある「小便小僧」を訪れてみてください。