投稿者 : 小川勝利(おがわかつとし)
小川勝利ブログ 2010.07.21
見学会と営業
今週は、18日・19日と2日間に渡っての「構造見学会」でした。
現場は我孫子市の根戸で
現在建築中の現場を見学して頂く事で、内部が良く解る。
こだわりの骨組、こだわりの骨太、こだわりの快適な住まいの仕組み。
更に、ミサワホームの創始者の三澤千代治氏をもうならせた、
温度、湿度の管理とそのメカニズム。
大手住宅メーカーが束になっても、我社には勝てない
次の世代に引き継ぐ「変化のできる住まい」
在来木造づくりで、スケルトンインフイルに出来る住宅。
そんな盛り沢山の、「構造見学会」でした。
「ここがその心臓部で」
「ここが私どものこだわりで」
「これが違いで、・・・・」 「ここが・・・」などなど。
ところがお客様の反応は、
「どのぐらいで出来るの?」
「間取りは?」
「ここは何坪?」
「何ヶ月ぐらいかかるの?」
「ここは駅からどのぐらいかかります?」
「買い物にはどこまで行くの?」
「エエと」
「エエとそれは」
「エエとどのぐらいでしょうかね?」
どうもかみ合わないな~。
企画がお客様の求めに合っていないのか?
プレゼンテーションがいまいちなのか?
ファックスで「貴社にだけ教える、営業のポイントはここだ!?」
と言ったチラシがよく来ますが、それでしょうかね。
以前にA社と競合見積もりで負けた事が有りました。
「あなたの所より、A社の方が我ままを聞いてくれそうだ」
とはお客様の弁。
そう言えば、色々こだわってた同業者や、
技術で売っていた仲間、
人の好かった棟梁、
皆ンな、みんなこの業界からいなくなってしまいました。
お客様に合わせた仕事、提案は絶対的な基本です。
お客様の求めてる事が最優先は、当然です。
でも、外壁塗り替えの時の色柄に、
「エッこれですか?」って、思う時があります。
私もまだまだ職人気質が根強く残ってる所があるンですね。
こだわりも、技術も、人の好さもって言ってると
皆ンなと同じように、この世界から退場なのかな~。
もっとも、社員が一番望んでるかも知れません。
それをサ。 チャン チャン