いろはにほへとちりぬるを わかよたれそつねならむ うゐのおくやまけふこえて あさきゆめみしゑひもせず
皆様、新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。
いきなり「いろは歌」から始まり、何だ?とお思いになられたことと思います。いろは歌といえば、かるた!お正月にかるた遊びをされた方もいらっしゃると思います。かるたの白熱した取り合い!燃えますね。楽しいですよね(^^)そんな皆さんに馴染み深い “いろは歌” は、実は建築業界にも深く関わっているんです。上の写真は、プレカットされた木材です。表面にはいろは歌と番号が刻まれた番付と呼ばれるものが書かれています。この番のふりかたは地域によって違いはあるかもしれませんが、昔の大工さんは図面を見ていちばん右上の柱が「いの1番」だということで、そこを起点に横にいろは、縦に1,2,3というように番を付けていたそうです。現在の図面の通り芯は縦をX軸、横をY軸として表していますが、現場では今でもこのようにいろは番付が使われ、大工さんは番付をみて材の場所を確認し、必要な材を選び取り組み上げていくのです。まず真っ先にやるという意味で、“いのいちばんにやる”という言葉が使われていますが、これは番付の いの1番 からきているといわれます。
工事が始まる前には、お施主様が安心して家づくりをスタートできるよう、各専門業者が集まり使用する建材や工法についてご納得いただけるまで説明致します。
基礎の完成!基礎は家の要となる重要な部分なので、頑丈に仕上がるまで1週間~10日をかけて十分に養生します。
基礎と土台をアンカーボルトでしっかりと緊結します。基礎内側には断熱材を施工します。
黒い部分が基礎パッキンと呼ばれるもので、これを基礎と土台の間に一定の間隔で挟む込むことにより、床下の換気が行われ、湿気が滞ることなく排出されます。木材の腐食を防ぎ耐久性を向上させます。
土台の敷き込み工事の完成です。
上棟に備えて、木材も搬入され足場も組まれました。
さあ、いよいよ上棟当日を迎えました!
1階の柱を建てた後、クレーンで2階の床梁を組み上げていきます。
躯体の接合部分は、断面欠損がなく、強度もしっかりと確保できる金物工法を採用しています。
小屋裏部分に取り掛かっています。小屋梁を取り付け更に母屋を掛け棟木を載せたら上棟作業終了です。
棟上げ完成!
祝 上棟!
屋根下地材の遮熱材が施工されました。
棟上げが完了すると、祭壇を組み上棟式が執り行われます。上棟式とは新しい家への祝福とともに、工事に関わっている人たちへの慰労と感謝の機会であり、今後の工事の無事完成を祈願する儀式になります。その儀式の一環として、お施主様には一緒に家づくりに参加しましょうという意味合いで、上棟最後の記念の釘打ちをしてもらいます。
N様、上棟誠におめでとうございます。
これから木工事が本格的にスタートします。寒さ厳しい季節になりますが、安全第一で丁寧につくり上げて参ります(^^)