日ごとに春めいてまいりましたね(^^)
昨年末から始まった O様邸の新築工事の途中経過をお伝えしたいと思います。
上棟時の様子です。
この日ばかりは大工さんが集結。一気に棟上げまで行います。
棟上げを終えたら、屋根工事→火打ち、筋交い→構造用合板を外周壁に施工と工事が進みます。
矢印部分が火打ちと呼ばれる補強材で、梁や桁、土台の角にも取り付けられます。水平力による建物の変形を防止します。
筋交いは、柱と柱の間に斜めに材を入れて金具で固定し、火打ちの役目と同様に建物の変形を抑えます。
強固な基礎+土台の上に柱や梁、桁などの骨組みを築き、そこに耐震壁+火打ち+筋交いと、構造材を一体化させることにより、強い地震の揺れや風圧にも耐えられる強靭な建物になります。
↓ 断熱材搬入時の時の写真です。大量~
壁や天井にも隙間なく断熱材を敷き詰めていきます。
木の繊維を使用しており弾力性もあるので、柱間にぴっちりと収まり隙間を生みません。家をまるごとぐっると包み込むので、夏の暑さや冬の寒さなどの外気の影響を受けにくく、エアコンも効きやすい!低燃費の家は、とってもエコロジーで快適に暮らせます。
断熱材の上に可変透湿気密シートを施工していきます。可変透湿気密シートは、空気中の水分が少ない冬場は湿気を通さず、空気中の水分が多い夏場は湿気を通すので、季節問わず壁体内の結露を抑制することができます。こういった壁の中など目に見えないところにも、住宅の耐久性と住む人の安全安心を根幹に家づくりをしています。
↓ サッシはトリプルシャノンを使用。
こちらサッシの断面図です。なんと、ガラスが3重&フレームは熱を伝えにくい樹脂構造でできています。日射熱や紫外線も大幅にカット。結露抑制効果も絶大なので、冬場の拭き掃除からも解放。結露放置によるカビの発生などの健康被害の心配もいりません。
吹き抜けリビングの梁せいは33㎝も!頑丈な梁が家を強固にします。
こちら外壁下地材
胴縁と呼ばれる細い木を壁内部に取り付けると、空気の通り道が確保でき、湿気や熱気などを軒裏や屋根の棟部分から排出することができます。家の寿命を延ばします。
モルタル施工
つづきは、また次回に(^^)