ブログがご無沙汰になってしまいました<(_ _)>こちらは以前より紹介をしたかった工事になります。木部のあく洗いにより見事なまでの再生を遂げた玄関!詳しくは ↓ またのちほど…
工事のきっかけは、K様より台風15号で屋根に被害が出ていると、相談をうけたことでした。現場調査に伺い屋根に上ると、瓦が一部破損し道路へ落下していました。棟部分の釘の浮きや広範囲に苔やカビ等が付着している写真を撮影し、K様に状況を報告。その際、破損した瓦の部分交換ができるか調べましたが、既に製造中止ということでお伝えし、交換修理を断念、既存の屋根の上に新しい屋根を載せるカバー工法を提案させていただきました。
屋根の葺き替えをする時には足場を組むことになるので、どうせならばと同じタイミングで以前から気になっていた外壁や木部のリフォームも決断されました。
→ 工事内容:屋根板金・軒裏化粧板・外壁塗装 ・木部あく洗い工事(工期 1ヶ月)
まずは長年の汚れを落とすべく、高圧洗浄を行います。
そして洗浄後にはケレンという作業を行います。ケレンとは塗装を行う前にする作業で、鉄部や木部などの表面に付着した錆や汚れなどを、やすりやサンダーなどで落とし塗料がキレイにのるように、下地を整えていく大事な作業です。
K様のご自宅は、軒・破風・庇・玄関周り・門扉など、木部がとても多かったので、日本家屋特有の落ち着いた趣を壊さないように、木部はペンキで塗りつぶさずに木目を活かすためオイルステインでの塗装を、玄関周りなどお客様などの目に付く場所は、木本来の風合いを活かすため、あく洗いをおすすめしました。
刷毛で塗布すると汚れがみるみる浮き出てきます。この作業を2~3回繰り返します。
最後にワックスをかけます。
↓ ↓ ↓ 黒ずみが消え、木本来の明るさを取り戻しました!
木部オイルステイン
隅々まで丁寧な仕事を心掛けます。
風情漂う門扉 “ 数寄屋門 ” も木目の美しさを取り戻しました。
変わりまして、こちら外壁の隙間ひび割れが目立ちます。木部も激しく痛んでいますね。
外壁のひび割れはコーキングで処理後に塗装へ~ 塗装は、下塗り→中塗り→上塗りと、塗り重ねていくことで、塗膜に厚みも増し耐久性も上がります。
もちろん、どんな狭いところや、隙間や際も決して手を抜きません。丁寧に塗り上げます。
雨戸も新品のように!
↓ ↓ ↓ 雨樋も… 美しい…
痛んだ軒天も…
↓ ↓ ↓ ごらんの通り!
↓↓↓ 破風も耐久性の高いガルバリウム鋼板で覆いました。
既存の屋根材の上に、軽くて丈夫、耐震性に優れるガルバリウム鋼板で覆いました。このようなカバー工法は、完全な葺き替えよりも、施工期間も短く費用が抑えられるのでおすすめです。
屋根も見違えるような変貌を遂げました。
外装リフォームで生まれ変わった、まるで新築を思わせるような外観に!
小川工務店は、従業員の出社前検温や事務所、モデルハウス、現場での新型コロナウィルス感染防止対策を行っています。
外廻りの工事は立ち合い不要で現場調査→見積書作成→工事完了引き渡しまで完結できます。対面するのに不安がある方は、期間限定LINEの利用や、お電話でご連絡を!その際、工事の進め方などもご説明させていただければと思います。今回、ご紹介したあく洗いに興味を持たれた方はもちろんのこと、おうちのどんなことでもお気軽にご相談下さい(^^)