皆様こんにちは(^^)早いものでもう師走ですね。日中温かいと思いきや、夕方には一気に気温も下がり、ぐっと冷え込んできます。体調管理に気を付けなければいけませんね。
さて、年末も近づいて何だか気忙しい毎日ですが、各現場の工事もフル回転で進んでおります。今回ご紹介するのがその中の1つである、柏市にお住まいの、I様邸の築32年になるご自宅になります。
2x4工法の大きくて立派なお家になります。今までは水まわり以外はほとんど手を入れていなかったということで、今回、屋根の葺き替え、サッシをペアガラスに、バルコニー造作、内装では床材の貼り替え、収納の造り替え、水回り設備の取り換えなどを行っていきます。
屋根は一年中風雨や紫外線を浴び家の中で最も過酷な環境下におかれています。経年劣化で、ヒビや剥がれ反り、苔やカビなども発生する恐れがあり、最悪、痛んだ箇所から雨水が侵入し続けた場合には、家に大きなダメージを与えてしまうことも考えられます。普段、まじかで確認するのが難しい屋根だけに、定期的なメンテナンスが望ましい場所でもあります。
既存の屋根材を剥がし、遮熱材(銀色のシート)を貼ります。その上に等間隔に施工された細い角材が見えると思いますが、これは胴縁と呼ばれるものになります。胴縁で通気層をとり、遮熱材で反射させた熱を逃がす役割があります。
その上から野地板を施工していきます。
野地板の上にルーフィング材と呼ばれる、防水シートを施工していきます。
屋根の側面、破風と呼ばれる箇所は一番痛みやすいところなので、耐久性のあるガルバリウム鋼板で覆いました。↓
最後に屋根材(コロニアル)が葺かれていきます。
既存のサッシを取り外し、開口部を広げます↓
↓新しいサッシが施工されました。腰高窓から掃出し窓へ。以前に比べ、縦の長さを大きく取り、サイズを広げました。大開口!
全部屋にペアガラスのサッシが取り付けられていきます。屋内側は樹脂素材、屋外側はアルミを用いたハイブリット構造で、高い断熱性を発揮します。家にとって断熱性を確保するということは重要なことです。家の中で最も熱の出入りが多い“窓の断熱性能”を高めることが、快適で健康な暮らしを維持していくための近道になります。断熱性の高い家は、暖冷房費も低減され、家計にも嬉しいですね。慎重に2人ががりで作業します。
解体撤去後のキッチンスペース↓
キッチンまわりの壁も補修して、新しくキッチンが入りましたよ!
今回のご報告はここまでですが、I様邸は工期が4ヶ月かかる大がかりな工事のため、新しく生まれ変わっていく様子を次回もお伝えできればと、思っています。